一般歯科では、むし歯や歯周病の治療を行います。
目指すのは、正確な診断と安全で確実な治療。
それには、医師の技術だけてなく、治療をより確かにする最新の設備が整っていることも、とても大切です。
蓮池歯科医院では、歯やお口の中の状態を立体的に正確に診断できるCTなど、様々な知識、技術、方法をもって治療にあたります。
むし歯の治療
むし歯は放っておいても治らない病気です
「歯の表面が黒くなっている」「穴があいている」「冷たいものがしみる」「ご飯を食べるとズキズキする」
むし歯かなと思う症状は色々ありますが、いずれの場合も共通して言えるのは自然治癒しないということです。
風邪などと違いむし歯はある程度進んでしまうと、放っておいて勝手になおることはないのです。
どんどん悪くなる一方ですので1日も早く歯科医院で治療しましょう。
歯周病の治療
歯周病は数種類の原因菌が歯と歯茎の境目に住み着いて悪さをすることで起こる病気です
【歯周病の進行】
歯周病の原因となる菌が住み着くと、歯と歯茎の間に隙間が少しあく
そこに歯石などが付着してさらに歯周病菌が住みやすくなる
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歯周病菌が出す毒素などで炎症が起こり、歯茎が赤く腫れたり出血したりするようになる
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炎症が進むと、歯茎の中にある骨が毒素で溶かされて歯茎が下がりはじめる、この段階で歯茎が突然腫れたり、膿が出たりするようになる
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骨が大幅に溶けて歯を支えることができなくなると歯が抜ける
大人の80%は歯周病にかかっているというデータがあります。
「全世界で最も蔓延している病気」として2001年にギネス記録に登録されています
蓮池歯科医院では、専門の歯科衛生士が、ブラッシング指導、歯石除去、定期的な歯肉のチェックやプロフェッショナルトゥースクリーニング(PMTC)を行います
慢性疾患である歯周病の治療には定期的なメインテナンスが大事です
根の治療
むし歯の大きさがC3やC4になると、根っこの中に入っている神経などにばい菌が感染します
感染した菌は神経を伝ってどんどん奥の方に入っていき、顎の骨の中まで入り込むことがあります
根っこの中の神経にばい菌が感染している歯
必要に応じて麻酔を打ちます
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歯を削って根っこの中に器具が到達しやすくなるように形を整えます
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お薬を詰めて一時的にふたをします
必要に応じて数回かけてお薬の交換を行います
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根っこの中のばい菌が少なくなったのを確認し根っこの中に樹脂のお薬を詰めます
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根っこの中に土台を立てて形を整えます
型どりをしてかぶせものを作ります
かぶせもの
大きなむし歯ができたり、根っこの治療を行ったりして、歯の頭の半分以上が失われた場合に、歯の失われた部分を補充するためにつくってかぶせます
詰め物では対応できない場合に選択されます
かぶせものを作るには、以下の手順を踏みます
1.むし歯を削ったり、根っこの治療を行う
2.土台を立ててかぶせものを入れるための形に削る
3.型どりをして技工士さんにかぶせものを作ってもらい、歯にかぶせる
かぶせものには色々な種類があります
根っこの治療が終わりに近づいた頃、かぶせものの種類や特徴をご説明します
歯を失ったら
基本的には抜けてしまった部分を何らかの形で補わなければなりません
放っておくと、隣の歯が倒れてきたり、かみ合う相手の歯が伸びてきたりして、歯並びが乱れて、きちんと噛めなくなってしまう可能性があります
◆ブリッジ
隣の歯を削り、そこにかぶせを入れる方法
橋を渡すようにかぶせるのでブリッジと呼ばれています
利点:かなりよく咬める
欠点:隣の歯を大きく削らなければならない。保険で作るものは銀色の金属を使うことが多く、見た目が悪い
※見た目の問題に関しては、白い素材の美しく目立たないタイプを選ぶこともできます(保険外)
◆義歯
隣の歯にバネをかけて取り外し式の入れ歯を作る方法
利点:歯をあまり削らなくてよい
欠点:咬みづらい、違和感がある、見た目が悪い
◆インプラント
骨にネジのようなものを埋め込んで、再び新たに人工歯根を作る方法
利点:よく咬める、見た目がきれい
欠点:手術が必要、顎の骨の状態によっては非適応、保険がきかないので費用が高い