災害時の入れ歯のケアについて

水不足、物品不足などの問題から、歯ブラシや入れ歯の洗浄、口の粘膜の掃除、うがいなどの口腔ケアが困難となり、口の中の汚れ(細菌など)が原因となる誤嚥性肺炎のリスクが高くなります。


人前で入れ歯を外すのが恥ずかしい、水が不足しているなどの状況が考えられますが、
できれば毎食後、少なくとも1日に1度は外して洗うべきです
入れ歯を口の中に入れたたままではきれいになりません。

入れ歯を口の中に入れたままにして置くと、入れ歯と粘膜の間に細菌が増え炎症を起こすことがあります。痛みにもつながりますので、必ず外して洗うようにしましょう。
できれば夜間は外していましょう。

入れ歯専用のブラシか歯ブラシがあれば、歯磨き粉をつけずに、水で濡らした歯ブラシで磨いてください。歯ブラシがない場合には、水で濡らしたガーゼやティッシュでぬぐってください。